教員紹介
横木裕宗 教授
修士論文や博士論文では海岸工学の波の分野の中の,不規則波浪場のスペクトル解析というテーマで研究を行った.そこで身につけた勉強の仕方,研究の仕方が,いまでも役に立っている.
現在は海岸工学,環境工学などという専門分野に関係なく,世の中の役に立つことをやろうと思っているが,研究をするとなると海岸工学的な視点に立つことが多い.海岸環境に関する研究は,すでに生物や社会・経済に関する分野など異分野との連携が必須となっている.
研究過程でいろいろなことに興味を持つことはもちろん必要だが,その中で一つのことに集中してその専門家になることが,たとえ研究者にならなくても重要だと思う.卒論・修論ではそのような気概を持った学生さんを歓迎する.
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増永英治 助教
海洋の物理構造を解明することは、地球規模の熱循環や生態系を解明するのに必要不可欠です。海洋の沿岸海域の物理過程について研究を行っています。四方を海に囲まれている日本列島沿岸では、予測技術が確立されていない複雑な海洋現象が発生していますが、詳細な現象の構造は明らかとなっていません。最新の海洋観測技術や数値シミュレーション技術を用いて日本沿岸海域の海洋環境の把握と予測技術の確立を行っています。近年は、潮汐流によって発生する海洋内部の擾乱や物質の輸送についての研究に焦点を当てています。
海や水に興味のある卒論・修論学生大歓迎です!予想される研究テーマは、沿岸海域や湖での流れや生物分布の解析やこれらの数値シミュレーションなどです。
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